スペインタイル・陶器の作品販売と絵付け教室

陶工房 Francesca (とうこうぼう フランチェスカ)

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Last update 2009-10-30

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スペインタイルについて

今から約1300年ほど昔、スペイン(イベリア半島)へ北アフリカからイスラム教徒が移住してきました。その際、農業や製紙等の様々な技術・文化と共に、タイルの文化もスペインに伝わりました。
それらは半島南部から北部へと広がりながら、長い時間をかけて地元スペインの文化と交じり合い、影響しあいながら各地で独自の発展をして来ました。

スペインでは今も家々や公園、建物の外壁など街のいたるところで美しい装飾タイルを眼にすることができます。また身近なものでは、食器や雑貨などの陶器が各地方によって独特の色彩やモチーフで絵付けされ、美しく生活を彩っています。

ですから、スペインタイルと一口に言いましても、幾種類もの技法や伝統的なデザイン、モチーフなどが存在しています。

ここでは、スペインタイルの主な技法をいくつかご紹介いたします。


『クエルダ・セカ タイル』
 
クエルダ・セカは、15世紀頃イスラムから伝わった絵付け技法の一つ。
油が水をはじく性質を利用して、蝋や油分を含んだ素材で(図柄の)縁取りを描き、その中にスポイトなどを使って釉薬を流して模様を描きます。
焼き上がりは釉薬の部分の表面がポコッと少し立体的になり、小さなタイルのピースを組み合わせたモザイクタイルのように見えます。

クエルダ・セカ技法
クエルダ・セカ技法の作品例
クエルダ・セカ技法
図柄をタイルに写します
クエルダ・セカ技法
鉛筆で輪郭線を描きます
クエルダ・セカ技法
スポイトで釉薬を流します
クエルダ・セカ技法
流し終わったところです

『マヨルカ タイル』
マヨルカ技法は、素焼きのタイルや陶器に白色の釉薬をかけ、乾いてからその上に顔料で絵付けをするものです。
古くは青1色または緑と黒の2色で絵付けされていました。18世紀頃からは黄色やオレンジ、緑、青等の多彩な顔料をもちいて絵付けされるようになり、より華やかな雰囲気を醸し出す作品が生まれて来ました。 水彩画のような風合いの作品になります。
マヨルカ技法
マヨルカ技法の作品例
   

『クエンカ タイル』
クエルダ・セカ技法よりも前から作られていたタイルで、まず粘土(素地)の板に石膏型などを用いて凸凹をつけます。模様の縁取り部分が凸状=『壁』になり、隣り合う凹部に流す釉薬が混ざらないようにするのです。
石膏型を使うため、同じものを複数作ることができます。
クエンカ タイル
クエンカタイル作品例

デザイン提供
スペインタイルアート工房
   

『ソカラト タイル』
元々は15~16世紀に、木材資源の乏しいバレンシア地方で、家の天井の梁と梁の間を埋める木の板の代用品として、木材に似せた風合いに作られたものです。
素焼きタイルにエンゴーべ(化粧泥)で絵付けをし、焼成後、こすったりヤスリがけをするなどして古色を出します。簡素な色彩と素朴な絵柄が特徴です。
ソカラト
ソカラトタイル作品例
デザイン提供
スペインタイルアート工房
   
 

 

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